2008/06/17 Tuesday

☆この指で伝えたい☆

Category: タケコのつぶやき ; by トリム @ 14:15:29

はるか昔、タケコがまだインターン生だった頃、
そして、下積み時代の最初の3年間あたりはずっとシャンプー担当でした。

今よりも大きい規模のお店で修行していたタケコは、
朝から晩まで汗をかきかき、毎日お客様のシャンプーに励んだものでした。
当時の先輩方はそんなタケコのことを「シャンプーマシン」と呼び、
自動シャンプー機、またはシャンプーロボット・・みたいに
機械に例えて冗談でよく笑っていたものです。

今のこのトリムでは、
いらっしゃったお客様によったり、
その時の流れによって店長と連係プレーをするのですが、
先日の土曜日日曜日、
タケコはたまたま長いことシャンプーの役回りとなり、
1日を通じてずっとシャンプーをさせていただきました。
そんな時に思い出したインターン時代、そして「シャンプーマシン」という言葉。

あはは、タケコ、久々にシャンプーマシンだな(笑)

なんて、当時を懐かしみながら思っていたのですが、
途中で思い直しました。

ん? タケコは機械じゃないぞ、と。

だって、機械には心がないけど、
タケコにはちゃんと心があるじゃん。

「どういう風に洗ったら気持ちがいいだろう」
「自分だったらシャンプーに何を望むだろう」
「指のタッチ、お湯の温度、首の角度は不快じゃないだろうか」・・・
いろんな想像力を働かせて洗います。

そして、

「気持ちよくなあれ~」
「かゆいところに手が届け~」
「スッキリさっぱり心地よく~」・・・
いろんな気持ちを念じてすすぎます。

そんな想いが、
この指を通じて伝わっていることを願うのですが・・。

近年、まさしく「自動シャンプー機」なるものが業界を出回っていますが、
それはとても話題性があり、とても画期的なものであると思います。
でも、例えるなら洗濯機だったり食器洗い機のような感じ・・かな。
とても便利なものではあると思うけど、
そこにお互いの心や気持ちが行き来しないことを少し残念に思うタケコです。

せっかく人と人が触れ合う場所だから、
タケコは今日も明日も明後日も、もちろんこの先ずっと、
シャンプーも然り、お顔剃りも然り、
この指を通じてお客様に快適さを提供できるよう、
マシンではなく、生身の人間タケコは頑張ろうと思った週末だったのでした^^

もちろん、まだまだ修行の身だとも思っておりますので、
技術における(もちろんサービスにおいても)ご不満、ご意見等ありましたら、
すべてありがたくお受けさせていただきます。
どうぞご遠慮なく、お客様の声をお寄せくださいませ☆